
もし、卒業アルバム担当になったら…。 ~4月・5月・6月編~
4月…新年度が始まり、様々な担当者を決めていく時期かと思います。
担当者を決めていく中で、もし、ご自身が卒業アルバム担当になったら、
何から始めますか?
過去に担当をしたことがある、携わったことがある方であれば、
ある程度アルバム業者のことや制作の流れをご存知かと思いますが、
初めて担当になった方は、何から始めていいかわからず、
気が付けば時間が過ぎてしまい…秋ごろに焦ってしまうという状況に陥る可能性も十分にございます…。
今回は4月~6月に卒業アルバムを検討する(業者選定を行う)と仮定して、
卒業アルバム担当になったら何から始めればいいのか、紹介していきます。
特に初めて卒業アルバム担当になった方は必見です!!
■アルバムの仕様って?
まず、どこのアルバム業者に依頼するか決めなければなりません。
そのために、業者から見積りを集めるのですが、
その前に必ず確認しなければいけないことがあります。
それはアルバムの仕様です。
アルバムには様々な仕様があります。
例えば、表紙。
表紙には生地表紙、印刷表紙、絵表紙等があります。
これらは業者によって、有料オプションのものもあれば無料のものもあります。
どの表紙を選ぶかによって1冊あたりのお値段が変わってくるんですよ。
表紙は仕様の一部にすぎません。
他にも制作方法やページ数、冊数、紙質などによっても価格が変わってきます。
■見積り合わせ
仕様を決めて、さっそく業者さんに見積り依頼!
してみたものの…。
A社は1冊あたり4,500円なのにB社は8,000円…。価格に大きな差が!
同じように見積り依頼しているのに、なぜ価格差が出てしまうのか…
それは、アルバムの通常仕様が、業者さんによってそれぞれ異なる場合があるからです!
例えばですが、カラーページ(写真が入っているページ)の仕様です。
【厚紙+光沢加工あり】、【厚紙+光沢加工なし】、【薄紙】など様々な種類があります。
安いと思って申し込んだが、ふたを開けてみたら光沢加工等が有料オプションで
色々つけたら結局高くなってしまったなんてことも起きるかもしれません。
また、1Pに掲載するお写真の枚数が限られていたり、編集の修正回数がきまっていたり…など
業者さんによって様々です。
そうならない為にも
見積りの価格に大きく差がある場合は業者さんに詳しく相談いただくことをおすすめします!
■スケジュール
ここまで仕様や見積り合わせについて紹介してきましたが、
依頼する業者さんが決まれば、卒業アルバムを制作していくのみです。
卒業式前にご納品の場合のスケジュールをおまとめしてみました。
〇オーダー制作(デザイナーにおまかせ)で卒業式前のご納品の場合
6月~8月:1回目の入稿に向けてお写真を集めていきます。
↓
8月頃:多くの学校様は1回目のデータを入稿(撮れている行事のお写真)
↓
8月~9月:修正指示等のやり取り
↓
10月~11月:2回目、3回目のデータを入稿(卒業年度の行事のお写真等)
※行事の日程によっては12月上旬にご入稿いただく場合もございます。
↓
12月上旬~中旬:修正指示等のやり取り
↓
12月下旬:ご校了、印刷工程への進行
↓
2月~3月頃:ご納品
アルバム制作は大まかにこのような流れで行います。
■さいごに
今回は4月~6月頃からアルバムをご検討されるご担当者様を想定して
見積りを集める準備段階からご納品までの流れを紹介してきました。
卒業アルバムの担当になったらまずは仕様を確認し、固めて、
お見積り依頼をしてみましょう。
分からないことがあれば、お見積り依頼をしている業者さんのスタッフに
迷わず、相談してみてください。
きっと、お悩みが解決できるはずです。
ご検討時期が年末に近づいていくとスケジュール等がどう変わってくるのか。
今後、ご紹介していければと思います。
