卒業アルバムの完成度がUPする個人写真の3つのポイント
こんにちは、キューズプラスです。
突然ですが、卒業アルバムの「個人写真」ってどういうイメージですか?
みんなでわいわい撮影する写真と違い、運転免許書や履歴書に使用する証明写真に近いイメージがりますよね。
最近はこの個人写真も自分たちで撮影されることがあり、本当に撮影できる?といった不安や、どうすればキレイな写真が撮れる?といった質問をよく耳にします。
ということで、今回は「個人写真」を撮影するときの注意点やアドバイスについてご紹介します。
■印象の決め手は背景の色です!
ズバリ!まずは背景の色はみんなで揃えて撮りましょう。
バック紙と言われる紙(大きめの模造紙や壁紙でも大丈夫です!)の前で撮るだけでも統一感は出ます。
そしてこの場合は、なるべく“ナチュラルな笑顔”という条件も統一しておましょう。
■個性を出すなら外の撮影もおススメ!
ちょっと他とは違った写真にしたい場合、背景のシチュエーションを変えると個性のあるページに仕上がります。
例えばお花が満開の花壇の前や、天気のいい日に外で空の下や同じ背景で撮る、黒板に個人の「将来の夢」や「座右の銘」を書くなど、バック紙以外でみんな共通にすると、個性的でかつ統一感のあるページを作ることができます。
上記のイメージ例では、別の風景が入ると統一感がなくなるとご説明していますが、1人1人の個性を重視してお作りの学校様では、あえて全員がバラバラで好きなシチュエーションで撮影することで生徒様が一番思い入れのある場所で卒業アルバムの思い出写真を撮ることができるので、ぐっとイメージがよくなることも!
■撮影するときは上下左右の空間を残そう!
続いて、撮影するときの注意点です。ある程度の上下左右の空間を残しておきましょう。
A:余白がある場合
左右隣りとバランスよく配置していく事ができ、全体的に顔の大きさを揃える事もできます。
B:余白がない場合
余白がないので、どうしても顔がアップになってしまいます。
全員の写真がこの状態だと統一感も出ますが、数人がこの状態だとお顔のサイズが揃わず目立ってしまいます。
■写真は大きいサイズでご用意ください!
個人写真は、お顔がよくわかる大きさで掲載することがほとんどですが、枠のサイズが小さいからと、画像サイズも小さくすることはNGです。
枠に合わせてトリミングしたり、他の方とのバランスを見て制作時に大きさを調整するので、画像サイズは大きい方が便利です。お手元のお写真はサイズを触らず、そのままお送りください。
■最後に
その時のおぼこさや、若々しさが鮮明に映し出される個人写真。アルバムにきれいに残しておくためにも、「背景を揃える」と「写真に余白をつける」の2つのポイントを守っていただくだけで、ぐんとプロっぽいセンスのあるページに仕上がります。
また個人写真のページは、卒業アルバムのなかでも前の方に掲載される事が多いので、個人写真が整っているとアルバム全体が引き締まります。スッキリとした個人写真の後に、季節の行事などの楽しい思い出のページが始まりますのでアルバムの中でメリハリがつき見応えが出てくるんですよ。
撮影の際は事前にしっかりイメージを固めて、統一感を忘れずに笑顔を撮りだめてくださいね。