アルバム制作まめ知識

卒業アルバムの写真はクラスメイトだけじゃなく先生とも!

卒業アルバムの制作に向けて生徒様の写真を撮影しておられる先生方、これから撮影に入ろうとしておられる先生方へ、ぜひ撮っていただきたいシチュエーションを、卒業生の立場から実体験をもとに提案させていただきます。

 

 

■卒業後は、先生と過ごした日々も元気をもらうんです

学校で毎日顔を合わせる先生方は、生徒様にとって“いつでも会える存在”。
友人とは、しょっちゅう携帯のカメラを向けますが、先生とは「また学校に遊びに来たら会えるから大丈夫」とあまり一緒に撮りません。

しかし卒業後、進路先が離れているとなかなか遊びに行けず、また友人と行くにも予定が合わなくて学校へ気軽に足を運べないのが現実です。
実際に私も先生と写った写真はなく、恩師の顔はアルバムの中の個人写真だけ。しかも、かなり無表情に写っています。

でも卒業後、ふとした時に思い出すのは先生の冗談が面白くてみんなで大笑いしたシーン。
あの時の自分の表情や風景が今も見ることができたら、不思議と明日の活力になるんです。

ですので、是非、生徒様と先生が一緒にいる何気ない日常も沢山撮ってくださいね。
気取らない自然体の写真は、当時の声や空気までもが思い出されるステキな卒業アルバムの素材になりますよ。

 

■家と学校が近いから、すぐに会えると思ったら…もういない!

特に公立の先生方は、公務員というお立場から「異動」が付き物ですよね。

前述したとおり、生徒様にとって先生は“いつでも会える存在”と思われがちですが、卒業後せっかく遊びに来ても、「●●先生も■■先生も、異動でもういないよ!」と言われてしまう可能性も大いにあります。

さらに今のご時世、個人情報の扱いが大変厳しく、生徒様と先生が直接連絡先を交換して卒業後に会うこともなかなかできません。ですが、卒業アルバムに先生と一緒に写った写真があると、今でも見守られているような温かさを感じます。

私は7年ぶりに恩師と偶然遭遇した際、「全然遊びに来(こ)~へんかったなぁ!会えてうれしい!元気やったか?」と言っていただき、大変うれしかった思い出があります。と同時に、その恩師との当時の写真が1枚も無い事にも気づき、とても後悔しています…。

 

■「将来の自分へ」しっかり思い出の写真を残すために!

今キューズプラスで「思い出」を残す仕事に携わり、初めて「あぁ…当時もっと先生と一緒に写真に写って、そしてその写真も先生にプレゼントしておけば良かった…」と感じています。

生徒様と先生方が一緒に写る写真は、今しか撮れません。
先生たちが受け持つ生徒様が、私と同じような後悔をすることのないよう、是非生徒様はもちろん、先生ご自身のためにもたくさんお写真を残してください!

 

 

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